2012年10月24日水曜日

第6回イベント『凧であそぼ』〜準備編〜


10月21日、日曜日。
えぼしスキー場で第6回イベントを開催しました。
今回はなんと、ふじ幼稚園の子どもたちと保護者の皆さんと
園長先生や先生方、ボランティアスタッフ
合わせて115人!

準備する手にも力が入ります。



スキー場で現地スタッフが集合した頃、
強めの風が吹いていてちょっと心配でしたが、
なんとか外で遊ぶには大丈夫そうな天気でした。

が!!

外で段ボール滑りの会場を設置していると
雨が…
そして風も吹いてきてあっという間に
暴風雨…

せめてゴンドラだけでも乗せてあげたいと願っていた
私たちのもとに、悲しいニュースが…
『ゴンドラが強風で動かないかもしれません』

ガーン!!

でも、そこでめげるASOBOではありません!
中でも遊べるんだ!
こんな事も、こんな事も、あんな事もできるぞ!

前途多難な一日の始まり。
さあ、このあと子どもたちは楽しく遊べるのでしょうか?

つづく…

ASOBO第6回イベント ~おひさまのまほう~



10月21日にASOBO第6回イベント「凧であそぼ」、無事に開催いたしました!!
今回は山元町のふじ幼稚園さんをえぼしスキー場にご招待しました。
幼稚園の園長先生が率先して声がけくださったことで子ども46名、保護者34名に先生方や我々スタッフを合わせて総勢100名を超える、ASOBO過去最大規模のイベントとなりました!!

イベントの詳細はこのブログでこれから詳しくアップいたしますし、フェイスブックのASOBOページでも順次写真を載せていきますが、今回も怪我や事故もなく本当に沢山のかわいい笑顔に出会えました。
無事に終えることができたのも、多大なご協力をいただいた園長先生はじめ先生方のご尽力、そして多岐に渡り準備を進めて、当日も的確にサポートしてくれたスタッフさんのおかげだと思っています。
心より御礼申し上げます。

そして今回、なによりも救われたのはお天気でした。

前日までの予報は「晴れ時々曇り」。きっと今回も天気はもつだろうと、雨天時の計画はあまり立てておりませんでした。
しかし当日、山元町は快晴にも関わらず、現地スタッフからの連絡では山は強風で横殴りの雨…。
風が強すぎてゴンドラも運行不可能との事。
そして山へ向かうバスにも次第に鉛色の重たい雲と雨粒が。

バスの中の子ども達は本当に楽しみにしてくれていて、すでにテンション全開です。しかしこちらは
雨天時の準備が手薄だったことへの反省や、もし子ども達をがっかりさせたら…という不安で、ちょっとだけ悲しくなってしまい。
段々と荒れる窓の外を眺めながら、ただただ天候の回復を祈っていました。

しかし、この角を曲がればスキー場へ10分、という所で奇跡が。
空が急に明るくなり、雨も止んだのです。
そしてスキー場に着く頃には快晴です。本当に驚きました。
心配していた風も少し弱まり、ゴンドラも稼動。地面も濡れておらず、凧上げには最適な天候になったのです。
思い返してみれば、4月にふじ幼稚園さんの当時年長さん(現在1年生)と雪山でそり遊びをした時もそうでした。
到着ぎりぎりまで吹雪いて、外は危険だから屋内で遊ぼうと判断していたところ、子ども達が着く頃には天気が好転。
予定どおりにそり遊びをして、バスがスキー場を出た直後に再び猛吹雪。

イベント後、あまりにも奇跡的でしたと園長先生にお話したところ、
「この子達がついていますからね。」
そう言って着ていたTシャツを見せてくださいました。
先生方がおそろいで着ていたTシャツには、かわいい子どものイラストが。
おひさまと輪になって笑っています。

そのイラストを見た時にすごく胸がすっとしました。
イラストの子ども達はあの日に天国へ行った園児さんです。
あの子たちが魔法をかけてお天気にしてくれたんだと思ったら、とても納得できました。

山でのあの時間、みんな仲良くお空でも笑って遊んでくれていたらいいなって思います。


今回のイベントも、子ども達だけでなく私達スタッフも素敵な時間を過ごせました。
仕事に追われる日常にはあまり無い、あたたかい気持ちにさせてもらえたこと、本当に感謝しています。

これからもASOBOの活動を続けて、ひとりでも多くの笑顔を見られたら、と思います。
どうかこれからも皆様のご支援をよろしくお願いします。




※こちらがそのTシャツ。詳しくはまたアップいたしますね。


ASOBO代表 笠松 亜希子